みなさん、受診や健康診断、予防接種等で、採血や注射を受ける時こんなお悩みはありませんか?
怖いよ~!見てたほうがいい?見ないほうがいい? ちるちゃん手握ってて~
血管が出にくいんだけど、どうしたら?
結論
血管が出にくい方は、温める、グーパーするなどして血流をよくしておく。
水を飲んでおく(例外あり)
見たほうが良いか見ないほうが良いか問題については、
準備している時まで見て心の準備だけしておき、針を刺す瞬間は目をそらす
もう少し詳しく解説していきます!
注射と採血は違うよ
注射は文字の通り、薬などを体内に入れること。
採血は血管に針を刺して血液を取ること。
注射にはさまざまな種類があります
皮下注射
⇒日本でのインフルエンザワクチン接種等
筋肉内注射
⇒新型コロナワクチン接種など
静脈内注射
⇒ワンショットと持続点滴とあり。
薬剤を速やかに全身に 行き渡らせる
その他、皮内注射など。
採血は、通常静脈から採ります。
一般的な採血(腕からの静脈血採血)で採りやすくするには
血流をよくするために、まずは温めること。冷えていると血管が出にくく探しにくくなりますので、冬なら手袋をする、カイロやお湯で温めるなどするとよいでしょう。
ほかにもグーパーを繰り返して手の血流をよくする方法もあります。
水分を取って、血管に水分を与えましょう。
ただし、健診前や胃カメラ前など、禁止されているときはできませんのでご注意を。
また、飲んでよい場合も、カロリーやカフェインのない、『水』をおすすめします!
糖質などを含むものは採血結果に影響がでますので、避けてください。
カフェインが入ったものは利尿が働き、尿として排出されやすくなります。
また、水分摂取は一気にせず、少しずつすると体内に残りやすいです。
参考
日ごろから水分不足の方が多いです。必要な分取りましょう。
水分は単に飲み水だけでなく、食事からも摂取できます。
また、飲みすぎもいけません。体重・年齢・生活活動にあった量を自分で調べ、採りましょう。
⇒水分摂取については別記事予定
刺すところ見たほうがいい?
これについては、知り合いの医師からとても良い回答が得られたたため、シェアします!
まず、皮膚には感覚の神経が走っていますが、たくさん神経が通っているポイントとそうではないポイントがあります。
つまり、たまたま刺したところが痛かった、痛くなかった部分があるということです。
また、見ないか見るかについてですが、
①医療職が準備している間はなんとなく見ておく⇒心の準備ができる
②針が出てきて針が皮膚に刺さる瞬間は見ない
これが一番緊張が減らせて安全です。
①の理由;見ておかないと、急に刺されたときにびっくりして動いてしまうことがある
②の理由;針が刺さる瞬間が一番緊張が高まるため
(私の個人的な②の理由は医療職に余計なプレッシャーを与えないためという優しさもあります笑)
以下、採血&静脈注射の場合
手をグーパーしておき、駆血帯を閉め、血管が浮き出たら少し力を抜いて大丈夫です。
どうしても苦手!怖くて倒れちゃうよ~の人へ
人間苦手なものは誰にでもあります。過度な緊張により、気分を悪くしていまう、迷走神経反射があります。
注射・採血後の気分不良はほとんどこれが原因です。(なんでもアレルギー反応・副反応と思わないでね~)
リラックスして、音楽でも聴いてみる。動画をみておく。
それでもだめなら、勇気を出して
怖くて倒れちゃうので、横になって採血・注射してください!
と言ってみましょう。対応可能な場合もあります!
(私が勤務してきた病院・クリニック・健診の仕事場ではすべて対応可能でした)
以上、みんなの不安や疑問が少しでも解消出来たらうれしいです!
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